積水化学工業・水無瀬イノベーションセンター

Posted on 2025/06/11

SAスタンドアロンの急速な普及とそれに伴う低価格化、マネージドサービスの普及、そして反射板やリピーターの活用によりコストパフォーマンスを最大化する手段が利用しやすくなってきたことで、ローカル5G Ver2.0とも言える、総務省が当初から目論んでいた「民主的かつ自律的な無線ネットワーク環境」が整いつつあります。これに加え、OSS(オープンソースソフトウエア)の活用がDeVOps環境としてのローカル5G 全体のシステム構築コストを下げつつ高機能化と堅牢性の実現に寄与し始めました。生産技術の高度化と低価格運用が必須の工場5Gにうってつけの道具が揃った、と言えるでしょう。6月のODAIBA IX Coreワークショップは、2020年にオープンした積水化学工業株式会社・水無瀬イノベーションセンター(大阪)で開催します。現場ですぐに成果を出すための具体策をエンジニア同士で議論することで、この“ローカル5G Ver2.0”のさらなる普及に弾みをつけたいと思います。

開催概要

イベント名称
XGMF・ODAIBA IX (Industrial Transformation)Core
最先端産業技術と最先端通信技術の融合(IX)ワークショップ(Vol.7)

機能の安定化と低価格化が進むローカル5Gをさらに安く、民主的に使いこなす方法を開発しよう
TeleGraphic WorkShop/Industrial & Communication Engineers Talk
開催日時および会場
2025年6月19日(木)13:30-17:30
会場:積水化学工業・水無瀬イノベーションセンター
参加方法
第1部への会場(水無瀬イノベーションセンター)参加は、XGMF会員限定ですが、ライブ配信によるオンライン中継はどなたでも参加できます。
こちら 「XGMF ODAIBA IX Core ワークショップ Vol.7」からお申し込みください。第2部はXGMF会員限定になります。ご了承ください。
主催
XGMF・ODAIBA IX (Industrial Transformation)Core

タイムテーブル (敬称略)

13:00
受付開始
(第一部)
13:40〜
オープンソース5G基地局「OAIBOX」でDevOps革命を(仮)
家哲也(いえ・てつや) 株式会社構造計画研究所 通信工学部(博士)
参考情報:https://network2.kke.co.jp/sdr/oaibox/
14:10〜
OSSで指向性を制御可能なミリ波アンテナアレイを用いたローカル5G(仮)
原田 博司(はらだ・ひろし) 京都大学大学院情報学研究科通信情報システム専攻教授
参考情報:https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2024-07-22
14:40〜
ローカル5Gからローカル6Gへ〜課題駆動型アプローチが切り拓く未来〜
竹澤 寛(たけざわ・ひろし) 東京大学工学系研究科 中尾研究室 特任専門職員
参考情報:https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=3924
15:10〜
透明フレキシブル電波反射フィルムによる通信環境の改善で5G/6Gに対応
江南俊夫(えなみ・としお) 積水化学工業株式会社 エレクトロニクス戦略室開発戦略グループ・グループ長(博士)
参考情報:https://www.sekisui.co.jp/electronics/ja/application/film.html
(第2部)
15:50〜17:20
デモンストレーション・パネルディスカッション・グループディスカッション
第1部の話題提供者を交え、ディスカッションを実施
17:20〜17:30
Closing Section(Wrap Up)

お問い合わせ

XGモバイル推進フォーラム(XGMF)/TeleGraphic 編集部まで
E-mail: event@telegraphic.jp

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