 
				AI-RAN AllianceとLinux財団、オープンソースによるAI-RAN推進で提携
AI技術を活用した無線アクセスネットワーク(RAN)を推進するAI-RAN Allianceと、Linux財団傘下のLF Networking(LFN)は2025年8月4日、AIネイティブなネットワークにおけるイノベーシ […...
2025/09/02
Posted on 2025/09/02
AI技術を活用した無線アクセスネットワーク(RAN)を推進するAI-RAN Allianceと、Linux財団傘下のLF Networking(LFN)は2025年8月4日、AIネイティブなネットワークにおけるイノベーションの加速と6Gへの移行を見据えた協力に関するMoU(覚書)を締結した。LFNのオープンな開発モデルをAI-RANの最適化に活かし、オープンイノベーションを通じたネットワークの性能・柔軟性の向上を目指す。
AI-RAN Allianceは、AWS、マイクロソフト、NVIDIA、ノキア、T-Mobile、ソフトバンクなどが参加する企業連合。AIを無線ネットワークの中核に据え、性能の最適化や新たなネットワークアーキテクチャの確立を目指している。一方、LFNはLinux財団傘下のオープンソース開発基盤で、クラウドネイティブな開発モデルやオープンなエコシステムの構築に強みを持つ。
Linux財団のネットワーク、エッジ、IoT担当GMを務めるArpit Joshipura氏は「この協業により、我々はAIネイティブRAN分野にオープンソースの原則とクラウドネイティブなイノベーションを持ち込み、6Gへの進化に伴い、透明性や相互運用性、業界全体への影響を確保する」とコメントしている。
なお、提携の具体的な取り組み内容は今後の発表が待たれるが、両者はAI-RANの進展に向けた共通目標の実現に向けて連携していくとしている。




