ノキア、企業向けプライベート5G事業の一部売却を検討 ミッションクリティカル領域に注力へ
フィンランド通信大手のノキアは2025年11月19日、投資家向け説明会(Capital Markets Day)で新たな戦略と事業再編を発表した。この中で、企業向けのプライベートネットワーク事業の一部である「エンタープラ […...
2026/01/20
Posted on 2026/01/20
フィンランド通信大手のノキアは2025年11月19日、投資家向け説明会(Capital Markets Day)で新たな戦略と事業再編を発表した。この中で、企業向けのプライベートネットワーク事業の一部である「エンタープライズ・キャンパス・エッジ」事業について、売却の可能性が示された。
今回の組織再編では、「エンタープライズ・キャンパス・エッジ」、「固定無線アクセス」、「サイト実装および外線設備」、「マイクロ波無線」の4事業ユニットをポートフォリオ事業に分類。今後12カ月をかけて保有継続・提携・売却など最適な選択肢を検討する。特に、企業や工場などの敷地内接続に特化した「エンタープライズ・キャンパス・エッジ」事業については、Justin Hotard CEOが「中核事業ではなく、当社が最適な所有者ではない」と明言し、売却を積極的に検討していることを明かした。
一方、ノキアはプライベートネットワーク事業から完全に撤退するわけではない。公共安全、エネルギー、鉄道などミッションクリティカル分野向けの大規模なプライベート5Gソリューションには引き続き注力し、通信事業者やその他の企業、プライベートネットワークベンダー向けのRAN製品の提供も継続する。
Hotard CEOは「これは良い事業だが、率直に言えば、大半はシステム統合やソリューション提供に重点が置かれており、当社の中核技術とは性質が異なる」とコメントしている。




