プライベートLTE/5G市場、2028年に72億ドル規模へ ノキアとエリクソンで戦略に分岐
市場調査会社SNS Telecom & IT(以下、SNS)は先ごろ、世界のプライベートネットワーク市場に関する最新予測を発表した。この中で、世界のプライベートLTE/5Gインフラ投資が、2025年から年平均22%で成長し、2028年末には...
2026/01/23
Posted on 2026/01/23
市場調査会社SNS Telecom & IT(以下、SNS)は先ごろ、世界のプライベートネットワーク市場に関する最新予測を発表した。この中で、世界のプライベートLTE/5Gインフラ投資が、2025年から年平均22%で成長し、2028年末には72億ドル(約1兆1000億円)を超えると予測。このうち70%以上にあたる約51億ドル(約8000億円)がスタンドアロン型のプライベート5G構築に向けられると見積もっている。
SNSによれば、産業用途での5G導入が市場成長を後押ししているとのこと。同社のデータベースには過去12カ月で約1300件の新規プロジェクトが追加され、前年の900件から大幅に増加した。また、2030年にはプライベートネットワークへの投資が、モバイルインフラ投資全体の4分の1を占める規模に達する可能性があるという。
一方、SNSは業界の注目すべき動向として、欧州の2大ベンダーであるノキアとエリクソンの戦略が分かれつつある点を指摘している。具体的には、ノキアは企業向けキャンパス網関連事業を切り出し、エネルギーや公共安全、鉄道など大規模でミッションクリティカルな案件に注力している。一方のエリクソンは、小型セルやCradlepoint製品、AI運用ツールを含むエンドツーエンドのプライベート5Gソリューションを拡充し、幅広い産業需要の取り込みを図っている。




