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5G特許競争、ファーウェイとクアルコムが主導権維持

特許や法務データの分析を専門とするLexisNexisは先ごろ、世界の5G特許市場に関する最新レポート「Who Is Leading the 5G Patent Race 2026(2026年、5G特許競争をリードするのは?)」を公表した。...

2026/03/04

Posted on 2026/03/04

特許や法務データの分析を専門とするLexisNexisは先ごろ、世界の5G特許市場に関する最新レポート「Who Is Leading the 5G Patent Race 2026(2026年、5G特許競争をリードするのは?)」を公表した。同レポートによると、5G特許を巡る競争ではファーウェイとクアルコムが引き続き主導的な立場を維持しており、サムスン電子、エリクソン、LGエレクトロニクスがこれに続いている。

同レポートは、世界の主要通信企業の5G特許出願・権利化数、3GPP標準化への技術貢献、ポートフォリオの価値指標を複合的に評価したもの。この分析によれば、ファーウェイは5G関連の総保有特許数や3GPPへの技術貢献で他社を上回ったものの、5G関連特許ポートフォリオの価値についてはクアルコムがリードしているという。

一方、米通信メディアのLight Readingは、この話題を取り上げた記事の中で、ファーウェイとクアルコムの5G特許の収益力に注目している。同メディアによれば、クアルコムの特許ライセンス事業QTLは2024年度に約56億ドルを計上し、売上高の14%、利益面では全体の約3割を占めた。これに対し、ファーウェイの同年のライセンス収入は約6.3億ドルにとどまり、特許の収益化という点で両社には大きな差があると指摘している。

LexisNexisの標準必須特許分析ディレクターを務めるTim Pohlmann氏は「5Gのライセンス対象がスマートフォンを超え、産業、車載、インフラ分野へ広がるにつれ、特許データの正確性が持つ財務的な重要性は一段と高まっている」とコメントした。

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