news3

フラウンホーファーHHI、IS-Wirelessのローカル5G導入でオープンな5Gキャンパス網を推進

ドイツのフラウンホーファー・ハインリッヒ・ヘルツ通信研究所(HHI)は先ごろ、ポーランドの新興通信企業であるIS-Wirelessのローカル5G網を導入することを決定した。ドイツやその他の欧州市場でのオープンな5Gキャンパスネットワークのエ...

2024/06/13

Posted on 2024/06/13

ドイツのフラウンホーファー・ハインリッヒ・ヘルツ通信研究所(HHI)は先ごろ、ポーランドの新興通信企業であるIS-Wirelessのローカル5G網を導入することを決定した。ドイツやその他の欧州市場でのオープンな5Gキャンパスネットワークのエコシステムを推進する「CampusOS」プロジェクトの一環だという。

フラウンホーファーHHIはモバイルおよび光通信ネットワークやシステムの研究を行っている機関。CampusOSプロジェクトは同機関が共同コーディネーターを務めており、ボッシュやシーメンス、ローデ・シュワルツ、ドイツテレコムなどの現地企業が参加している。また、ドイツ連邦経済・気候保護省(BMWK)の資金援助を受けている。

IS-Wirelessによれば、新たなローカル5G網は「ドイツ市場で将来的に展開される、高需要の5Gベースのキャンパスネットワークの設計」という目標に貢献するとのこと。これらのネットワークは、AGV(無人搬送車)の調整、社内輸送プロセス改善のための保管スペースの3Dマッピングなどのインダストリー4.0関連を含む様々な産業向けアプリケーションをサポートする見込み。また、建設現場でのデジタルツインやロジスティクスなどに関わるユースケースも想定されているという。

資料

TeleGraphic Weekly
ニューズレター(メルマガ)「TeleGraphic Weekly」の購読はこちらから(無料)
JA