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バッファロー・ビルズ、新スタジアムにベライゾンのプライベート5Gを導入

NFLのバッファロー・ビルズは2025年5月12日、2026年に開業予定の新本拠地「Highmark Stadium」において、米通信大手のベライゾンを公式5Gパートナーに迎えることを発表した。ベライゾンは新スタジアムの創設パートナーにも就...

2025/06/24

Posted on 2025/06/24

NFLのバッファロー・ビルズは2025年5月12日、2026年に開業予定の新本拠地「Highmark Stadium」において、米通信大手のベライゾンを公式5Gパートナーに迎えることを発表した。ベライゾンは新スタジアムの創設パートナーにも就任。中立ホスト型分散アンテナシステム(DAS)を所有し、ファンの接続体験を支える最先端の技術や無線ソリューションを提供する。

ベライゾンはこの契約で、来場者の様々なキャリアに対応する5Gインフラと業務向けのプライベート5G網を導入。前者はCバンド(3.7G〜4.2GHz帯)およびミリ波に対応し、スタジアム内から駐車場までをカバーする快適な通信環境を提供する。一方、プライベート5G網はトラフィックをセグメント化 (用途ごとに通信を分離)し、コーチ間通信やPOSシステム、チケット販売システムなどに活用される。また、同社はスタジアム建設中には仮設のWi-Fiアクセスポイントも提供する。

バッファロー・ビルズのPete Guelli COOは「ベライゾンとの協業は、あらゆるレベルでファン体験を向上させるための大きな一歩」とし、「両者はライブスポーツの新たなスタンダードを築き、イノベーションの最前線でファンを魅了し続ける没入感あふれるシームレスな体験を提供していく」とコメントしている。

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